2017/09/14
今回はシーバス釣りの基本【釣り方編】です、シーバス釣りに使う釣り道具に関しては「シーバス釣りの基本【道具編】」をご覧ください。
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シーズンの特徴
春と秋がベストシーズンだと言われていますが、そこにシーバスのエサとなるベイトがいれば1年中釣ることができます。逆に春と秋でもベイトがいない場所では釣りにくくなってしまいます。季節ごとにベイトが集まりやすい場所も違いますので季節ごとの特徴を解説させていただきます。
春
イソメやゴカイなどが大量発生するバチ抜けに重なれば、バチパターンで攻略できるが、いつもバチが発生しているわけではない。
おすすめは大きな河川、稚鮎やサケの遡上がある場所ではシーバスもベイトを追って必ず追って入ってきているはずなので好ポイントになります。
夏
夏の釣りで注意しなければならないのが赤潮と水温です、潮通しや水質が悪いポイントは避けるべきです。
潮通しのよい漁港や河口などを狙います。
真夏は表層にベイトが集まっている事が多いのでトップウォーターに対する反応も良くなります。
秋
1年の間で一番狙い目です、水温も下がりシーバスは冬や産卵に向け体力をつけるために食欲旺盛になる上、のエサとなるベイトも豊富に集まってきます。
同じポイントで長時間粘らず、ランガンして河口域や港などベイトが集まっている場所を見つけさえすれば初心者でも簡単に釣れてしまいます。
ベイトのサイズが大きい事が多いので大き目のルアーも揃えておきましょう。
冬
11月頃までは秋のパターンで狙えるのですが12月頃~2月頃までは釣りにくい状況が続きます。
なかなか狙っても釣れない状況が続くので冬はメバリング・アジングタックルも用意しておくと楽しめると思います。
どうしても「シーバス釣りたい!」という場合は、温排水が流れ込む場所・河口域を狙ってみてください。
時間
シーバスは昼・夜で釣り方が変わってきます。
昼(デイゲーム)
明るい場所を嫌う性質があるため、水深の深い場所やストラクチャーの陰に隠れています、ただしボイルが発生するようなベイトがいれば表層まで追って出てきます。
ベイトがそれほどいない場合、橋脚や水深のある防波堤の陰など、シーバスが隠れていそうな場所をバイブレーションやスピンテールジグで狙います。
ゆっくり巻くと見切られてしまいますので早く巻きます、リアクションバイトを狙ってアクションを付けてみるといいと思います。
夜(ナイトゲーム)
暗くなるとシーバスは活動範囲を広げかなり浅い場所にも姿を見せます。常夜灯の境やベイトが豊富なシャロ―エリア(浅い場所)を狙います。
ルアーはミノーやシンキングペンシルを使いルアーが上手く泳ぐ程度の速度で巻いてきます。
しっかりした装備が必要ですが、河口などでウェーディングすれば狙えるポイントが増えます。
ポイント
河川 運河
年中狙えますが稚鮎やシラスの遡上がはじまる春がベストだと思います。
かなり上流まで上がってくることもあるのですが堰(せき)がある場合それ以上あがって来ないので注意してください。
橋脚回りや流心、常夜灯の明暗の境目などポイントが絞り釣りやすいと思います。
港湾
港内で釣れるか否かはベイトが入ってきているかが重要なポイントだと思います。常夜灯回りやテトラポッドや桟橋などのストラクチャ、潮目などを狙ってみましょう。
船回りもポイントだと思いますが、ロープが張り巡らされていることが多くルアーを引っ掛かけてしまう事が多いと思います。ルアーをロストしてしまうだけならいいのですが、ロープに絡んだルアーのトリプルフックが漁師さんの手にグサッっと・・・
漁船の周辺は攻めないようにしましょう!
サーフ
ポイントを絞ることが難しいのがサーフです、なんの変哲もない砂浜のどこから投げればいいのか初心者には難しいと思います、潮目や離岸流を上手く探せるか、時合いに当たるかが大きなポイントだと思います。
離岸流はだいたいいつも同じ場所で発生するので見つけたら覚えておきましょう。
磯
荒れた磯で釣るヒラスズキには誰もが憧れるのですが、しっかりとした装備と経験がないと難しい釣りだと思います。
冬から春にかけてが釣れやすいのですが寒いし根気も必要です。
サラシが出るような荒れた磯は非常に危険ですので単独で行かないようにしましょう。
ボート
陸からでは狙えないポイントを攻める事ができ、船長が魚影が濃いポイントまで連れて行ってくれるのでボウズという事はないはずです・・・
竿はボートシーバス用の6~7ftくらいの竿を用意しましょう。
合わせ方
当たった瞬間にバシッ!!っと合わせるのは早すぎると思います。
すこし我慢して竿に重みが伝わった時にバシッ!!っと合わせてあげます。
エラ洗いの時にバレてしまうようであれば合わせが足りないです、追い合わせはあまり必要ありませんが、1発はバシッと合わせておきましょう。